2021年07月28日

日刊工業新聞記事掲載 ファイルいい話 高断熱風呂フタ

多田プラスチック工業 ファイルいい話 高断熱風呂フタ

一部内容抜粋

(画像:浴槽の形状に合わせて湾曲した、断熱の風呂フタ)

多田プラスチック工業(大阪府藤井寺市、前田政利社長)は、高断熱性の風呂フタで国内シェアトップを誇る。特にここ2年で需要が伸びているのが、浴槽の形状に合わせて湾曲した風呂フタ。前田社長は、「近年形状が複雑な浴槽が都心部のマンションに増えており、当社の成形技術が強みとなっている」と胸を張る。

同社はオープン発泡や多段プレス発泡といった、多様な発泡ウレタンの成形技術や設備をそろえるのが強み。顧客の要望に合わせて自由自在に成形することを得意とし、断熱の風呂フタでは多くの受注が舞い込む。

高断熱性が強みのウレタンは省エネルギーにもつながる。浴槽の断熱性能とあわせると4時間たっても湯温の低下は2.5℃にとどまる。住宅の省エネ化の流れに乗り「今後も風呂フタの
需要は底堅い」(前田社長)。
(2021/7/28 05:00 日刊工業新聞)

 

ウレタン発泡成形

 

 

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